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20087/7

第6回本航演『俯瞰する庭園』

とは?

知性の樹木によって美しく、均整を保たれた庭園。
獣たちは愛する事を教わり、動植物を喰い荒らすのをやめました。

我慢する。だって愛してるから。

喰いたい。でも喰わない。
襲いたい。でも襲わない。
言いたい。でも言わない。
一緒にいたい。でもいない。

だって愛してるから。

しかし、愛する事を知ることは、
同時に欲望を認識し、葛藤や嫉妬の苦しみを知る事でもありました。

そこに迷い込んだ一人の男。
男は獣たちの不自由さや葛藤にいらだち、様々な疑問を抱きます。

「なぜ深入りしようとしないんだ」
「幸せだって?ではなぜ君たちの表情は暗い」
「愛するには言葉が必要なんだ」

しかし言葉を投げかけるほどに、違和感を覚えるのは男の方であるようでした。

ここは一体どこなのか…?

そして記憶の底に佇む一人の女性。
見つからなかった、最善の、言葉。

庭園の果てで男が見た景色とはー。

獣達によって不器用に紡がれる、愛の物語。
彼らの葛藤は様々な色をして混ざり合い、美しく醜い色彩を生み出しながら、世界を彩っていきます。

どうぞ、一枚の絵画をご覧になるように、庭園の眺めをお楽しみください。

ストーリー

笑顔を浮かべて扉を開けたはずの君が、涙に咽びながら扉の奥へ消えていった。そして今日、笑顔を浮かべて扉を開けたはずの君が、涙に咽びながら扉の奥へ消えてゆく。

そしてまた数分後には、笑顔を浮かべて扉を開けたはずの君が、涙に咽びながら扉の奥へ消えてゆくのだろう。明日もそのさきも

声をかけると 立ち止まってくれるときがあるけど 求める君の瞳に何を話したらいいかわからない

君が僕に近づいてすぐさま立ち去るその間には 原因や結果が存在しているんだろうけど 君は時を失い 僕は記憶を無くしているんだ

このループに終わりは存在するのだろうか

君が僕に駆け寄って去るまでのそのひと時の間に

僕は君に最も必要な言葉を探さなければならないのか

キャスト

 棟熊琢巳 川添美和 風見夢子 飯島紳互 鴻森久仁男 片山敦郎 蓑輪優花

スタッフ

【作・演出】宇野正玖
【舞台監督】今井侑吾(Route ∞)
【照明】酒井健太(Route ∞)
【音響】UNO
【美術監督】nenne
【衣裳】Judy
【メイク】片山りやの
【小道具】申理華
【宣伝美術】黒田哲平
【制作】人体連盟
【企画製作】並木孝泰

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